車のバッテリー交換、何とか自分で挑戦できたらと思いませんか?難しそうに見えますが、正しい手順を踏めば意外と簡単!
初心者でも挑戦できる方法を丁寧に解説します。
車のメンテナンスに自信をつける第一歩を一緒に踏み出しましょう!
初心者でも挑戦できる方法を丁寧に解説します。
車のメンテナンスに自信をつける第一歩を一緒に踏み出しましょう!
バッテリーの役割は?
車のバッテリーはエンジン始動、ライト・ワイパー・ドライブレコーダー・オーディオなどの電装品を動かす役割を担っています。また必要な時に電力を供給できるように、発電機で発電された電力を備えていますバッテリー交換を怠るとどうなる?
バッテリー交換を怠ると、電力が減少してしまい、そのまま使い続けると電力がなくなります。バッテリーがあがった状態で使い続けると電気系統全般が作動せず、エンジンをかけることもできなくなります。バッテリー交換のタイミングは?
バッテリーの寿命は2~3年(※車に乗る回数や環境によって劣化が異なります) バッテリーの保証期間は、メーカーにもよりますが、購入日から1年半、または30,000~60,000キロの使用が目安です。
バッテリー寿命の予兆は、エンジン音や回転力が弱いな?と感じたり、バッテリー液の減りが早い、またパワーウィンドウやワイパーなどの電気を必要とするパーツの動きが弱くなった…など様々あります。
異変を感じた場合は平均的な寿命より前でも、点検・交換をしましょう。
バッテリーの交換費用は?
バッテリー本体は性能によって4,000円~40,000円と幅があります。 ディーラーやカーショップなどで交換する場合は1,000円~3,500円の工賃がかかります。
また、廃バッテリーは、粗大ごみには該当しないため、バッテリーを購入した店舗や不用品回収業者に引き取ってもらいます。廃棄料は無料~3,000円位になります。
バッテリーの交換時間
バッテリーの交換は、慣れていれば約15分程度で可能です。バッテリーの交換方法
- エンジンを止め、エンジンルームを開ける
- バッテリー端子(マイナス)を外して、絶縁テープなどを使って電流が流れないようにする。(※マイナス端子はむき出しで、プラス端子はカバーがかかっていることが多い)
- バッテリー端子(プラス)を外す。
- ステー(バッテリーの固定金具)を外す
- バッテリーを外す(※バッテリーリフターを使って持ち上げています)
バッテリリフターとは?? - 新しいバッテリーを付ける(※取っ手がついているのでつまんで外しましょう)
- ステーを戻す
- バッテリー端子(プラス)を締める
- バッテリー端子(マイナス)を締める
- エンジンをかけて確認する。
バッテリー交換を動画で確認しましょう!
※動画掲載の許可をいただいております。
バッテリー交換の注意点
・現在装着されているバッテリーを確認して、自分の車に適合するバッテリーを選びましょう。(↓商品番号の見方は下記参照)
・硫酸を含むバッテリー液が目に入って失明を防ぐための保護メガネ、感電を防ぐゴム手袋、金属と端子の接触を妨げる絶縁処理された工具を使用しましょう。
・プラスマイナス端子を間違えないようにしましょう。(間違えると最悪爆発してしまいます)
・火気のない場所、密閉空間にならない状態で作業を行いましょう。
・静電気が発生しやすい化学繊維の服やたばこを吸いながらの作業は絶対に避けましょう。
バッテリーの商品番号の見方
通常車(例:80B24R)
80 | B | 24 | R |
---|---|---|---|
数字が大きくなるほど性能が高い | ・短側面のサイズ ・幅×箱の高さ ・A~Hの順に大きくなる |
長側面の長さの数字をそのまま表記 | プラス側の短側面を手前にしたときに+端子が左側の場合はL、右側の場合はR |
アイドリングストップの車(例:M-42R)
M | 42 | R |
---|---|---|
バッテリーのサイズ(外形寸法区分)。J~Xの順に大きくなる | 数字が大きくなるほど性能が高い | プラス側の短側面を手前にしたときに+端子が左側の場合はL、右側の場合はR |
ハイブリッド車の場合 (例:S46B24R)
S | 46 | B | 24 | R |
---|---|---|---|---|
制御弁式バッテリーであることを表している | 数字が大きくなるほど性能が高い | ・短側面のサイズ ・幅×箱の高さ ・A~Hの順に大きくなる |
長側面の長さの数字をそのまま表記 | プラス側の短側面を手前にしたときに+端子が左側の場合はL、右側の場合はR |
手順通り行えば難しい作業ではないので、皆さん、ぜひ挑戦してみてくださいね!
↓↓ 今回使用した商品は下記です ↓↓