自分でカーナビの取りつけに挑戦!
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初心者向けにカーナビの知識や自分でカーナビを取り付ける方法、注意点についてご紹介します。

車載ナビとスマホナビ(スマートフォンのナビ)について


カーナビはスマホでも十分では?と考える方もいるかもしれませんが、車載ナビとスマホのナビ、それぞれのメリットデメリットがあります。


車載ナビ(カーナビ)
車内での使用を前提に設計されているため、画面の大きさ操作性がドライバー向けになっています。また車の電源から直接供給を受けるためにバッテリー切れの心配が少ないです。
さらに専用のGPSアンテナを称するために、位置情報の精度が高く、車載スピーカーを使用するために音声誘導が明瞭です。加えてモデルによってはTVチューナーやDVDプレーヤーを内蔵しているので、多機能です。
ただし専用機器のため、費用がかかり、地図情報の更新が必要です。またポータブルカーナビ以外では取り外しに手間がかかります。
スマホナビ(スマートフォンのナビ)
アプリの更新を通じて簡単に最新地図情報にアクセス可能です。しかし、長時間の使用だとスマホのバッテリーが切れてしまうこと、画面が小さく見にくく、操作が難しい場合があります。

カーナビ価格とカーナビ取り付けの工賃は?


カーナビ本体の価格は20,000円から140,000円と幅広く、持ち込みでの専門店の工賃はおおよそ20,000円前後です。オートバックスやイエローハットなどの専門店での取り付けも一つの選択肢です。

カーナビ取り付け(交換)の所要時間は?


インダッシュタイプ(ダッシュボードの中に埋め込む)の場合は、慣れていれば2時間程度で取り付け可能です。オンダッシュタイプ(ダッシュボードの上に設置する)の場合は、30分程度で取り付け可能です。
※今回は、インダッシュタイプの取り付けになります。

 

自分でカーナビを付ける手順(※既存のカーナビと交換する場合)


初心者でも挑戦できる、カーナビの交換・取り付け方法をステップごとに紹介します。特に、バッテリーの取り扱いや配線の色と種類についての知識が必要です。また、取り付けキットを使用することで、作業が格段にスムーズになります。

  1. バッテリーのマイナス端子を外す(※配線が金属に触れると最悪車両火災になります。必ず外して作業しましょう!)
    バッテリーの-端子を外す画像
  2. ナビ周りのダッシュボードをパネルをトリムリムーバーを使って外す(※車種によって異なります)ダッシュボードのパネルを外す画像
  3. セキュリティロック外す(※ナビの盗難防止のためについてることが多いです。専用のロックナットで外すのが好ましいですが、ない場合は今回のようにマイナスドライバーやハンマー、プライヤーなどで外すこともできます。悪用はしないようにご注意ください。)盗難防止ナットを外す画像
  4. 古いナビを初期化する(個人情報や検索履歴、走行ルートなどが残っているので必ず取り外す前に初期化しましょう)

  5. ナビを取り外す。ナビについているブラケットは外して、新しいナビにも使用する。ナビを外す画像
  6. リアカメラ用の配線、各メーカーのナビ用の配線、地デジ用などの配線をつなぐ。(※配線の色と種類は下記参照)配線をつなげている画像
  7. バッテリーのマイナス端子を戻して、動作確認する。

  8. ダッシュボードのパネルを戻す。ダッシュボードのパネルを戻した画像

配線の色と種類は?

名称 用途 配線の色

10ピンコネクター

常時電源  
ACC電源 ● 
アンテナコントロール ● 
イルミネーション電源 橙白 
フロントスピーカー左+ 白 ○ 
フロントスピーカー左- 白黒 ○● 
フロントスピーカー右+
フロントスピーカー右- 灰黒
GND(ボディアース) 黒 ●
6ピンコネクター リアスピーカー左+
リアスピーカー左- 緑黒
リアスピーカー右+
リアスピーカー右- 紫黒
5ピンコネクター パーキングブレーキ
車速バルブ
リバース(バック)信号 白 ○
※GNDとはすべての配線マイナスを一つにまとめたもの
★注意点★

国産メーカーであれば配線の色は大体決まっています。しかし、車種によっては異なることがあるため、自分で取り付ける際は、取り付け説明図をよく確認してください。また、汎用的な変換配線とは異なる場合は、単体で線を取り出してカーナビの線に直接つなげる方法もありますが、より専門的な知識が必要となりますので、プロや専門店に依頼することをおすすめします。


カーナビ取り付け動画で確認しましょう!

※動画掲載の許可をいただいております。


今回は、カーナビを交換する方法をご紹介しました。
自分で交換をする場合は、以下のことに気を付けましょう。

内装パネルを傷つけないよう養生テープなどを貼って作業しましょう。

内装の裏側ににネジなどが落ちると走行時の異音にもつながりますので、先端部がマグネットのドライバーなどを使い慎重に行いましょう。

配線のつなぎ間違いや初期不良などがあるため、必ず作業を完了する前にカーナビの動作確認をしてから取り付けましょう。

走行時の振動で配線が干渉すると異音や断線が発生する場合がありますので、チューブなどで養生しましょう。


その他、車種によっては交換自体が難しいなどのトラブルも発生する場合もありますので、その点を十分に理解してから挑戦しましょう!


↓↓ 今回使用した商品は下記です ↓↓

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