▼ドライブレコーダーの設置に挑戦してみよう!▼
1.ドライブレコーダー取り付けの準備
特別な工具は不要です。ドライブレコーダーの他に、ガラスクリーナーとクロス(タオル、アルコールスプレー等でも可)、養生テープや仮止め用のセロハンテープを用意しましょう。内張り剥がし(ハンディーリムーバー)があればなお便利です。 配線止めが付属していない場合は、絶縁テープ(ハーネステープ)を使うときれいに仕上がります。2.ドライブレコーダーの設置位置を決める
設置前にフロントガラスの汚れを拭き取りましょう。汚れたままだと粘着力が弱く、走行中に外れやすくなり危険です。
設置できる位置は、フロントガラスの上部20%以内です。ルームミラーに触れたり、車検証ステッカーにかぶる場所は避けてください。また、ワイパーの範囲内に取り付けないと雨の日は映像が見えなくなるので注意が必要です。
位置を決めたら、ブラケットを養生テープなどで仮止めし、問題がないか確認しましょう。
microSDカードをドライブレコーダーに入れ、シガー電源アダプターを取り付け、車のシガーソケットに接続します。しっかり差し込んでください。
車のACC電源(アクセサリー電源)※を入れます。(※一般的なプッシュスタート車の場合、ブレーキを踏まずにスタートボタンを1回押しで、ACC電源がオンになります。車の仕様によってACC電源の入れ方が異なります。)
(※ACC電源です。)
ドライブレコーダー本体をブラケットに取り付け、画面で撮影範囲を確認して角度を決め、固定しましょう。 リアカメラも設置する場合は、フロントと同様にガラスの汚れ・油分を拭き取り、位置を決めて取り付けましょう。リアカメラでは、リアガラスにある「熱線」が映らないことを確認してください。
<ミラー一体型のドライブレコーダーの場合>
フロントカメラとリアカメラ(※設置位置や電源の取り付けは上記と同様です。)を取り付け、GPSアンテナはダッシュボード上部に張り付けましょう。そして、本体に電源コードや等を差し込み、バックミラーに本体をかぶせて止めます。
3.運転の邪魔にならないよう配線を整理する
ドライブレコーダーの位置が決まったら、配線を整理しましょう。
(※コードが垂れている状態です。)
だらりと垂れたコードは見た目も悪いし、手足に引っかかるので危険です。まずはドライブレコーダーからシガープラグまで配線をします。 フロントガラスと天井の内張り部(内装パネル)の隙間にコードを押し込んでいきます。コードを内張り部に押し込みながら助手席側のサイドピラー(窓柱)に向かって進みます。
リアカメラも設置する場合、ドライブレコーダーからリアカメラへの配線が必要です。リアカメラへの配線は天井(ルーフ裏)や床下(フロア下)を通します。 リアカメラ側のコードは、リアガラス周辺に配線止めで固定するか、ウェザーストリッパー(防水ゴム)の間に埋め込みます。 配線止めを使い、トランクの内側など邪魔にならない部分にコードを固定します。バックドアやトランクを開閉し、コードが挟まれていないか確認してください。余っているコードは結束バンドでまとめましょう。束ねたケーブルを隠したい場合は、内張り剥がしで中に入れ込みましょう。
(※リアカメラの配線の一例です。
リアカメラから出た配線は蛇腹を通して車内へ引っ張ります。)
4.仕上げ作業
最後に、ブラケットの仮止めの養生テープなどを剥がし、両面テープでフロントガラスにしっかり固定します。リアカメラがある場合は、同様にリアガラスに固定しましょう。 エンジンをかけてドライブレコーダーの電源を入れ、日付や時刻などを設定すれば取り付け完了です!① 操作しにくい場所に取り付けない
ドライブレコーダーを取り付けた後でやり直しが必要にならないように注意しましょう。両面テープの粘着力が低下したり、ガラスに取り付け痕が残ると手間や費用がかかります。
② サイドピラー(窓柱)などの内張りを壊さない
内張り(パネル)を無理に剥がそうとすると破損することがあります。ハンディーリムーバーなどを使用し、傷つけないように外しましょう。難しい場合は、配線止めを使用する方が良いでしょう。また、ダッシュボード周りに傷をつけないように注意しましょう。気になる方は養生テープを貼っておくと良いでしょう。
③ 運転時に邪魔にならない場所に取り付ける
取り付け時には気にならなかったものの、実際に運転してみると信号機が見えにくくなることもあります。運転席とフロントガラスの距離を十分に考慮して、取り付け位置を決めましょう。