自分でワイパーブレードのメンテナンスができれば、安全で快適な運転を保つための一歩となります。 また、その際にゴム交換も一緒に行えば、より良い視界を確保することが可能です。ワイパーブレードの使い方や交換方法を理解して、安全な運転を目指しましょう。
ワイパーブレードの役割は?
ワイパーブレードは運転中の視界を確保する重要なパーツで、水滴や汚れ、雪をフロントガラスやリアガラスから効果的に拭き取る役割があります。しかし、劣化してしまったワイパーブレードを放置すると、適切な拭き取りができず、視界が悪化し安全な運転が困難になる可能性があります。また、ビビリ音や振動などの不快な現象を発生させることがあります。
ワイパーブレードの交換時期・交換費用は?
ワイパーブレードは紫外線や気温の影響を受けやすく、1~2年に1回の交換が推奨されています。その際、自分で交換すれば、交換費用を抑えることが可能で、一般的な費用は2000円~3000円程度です。カーショップやディーラーでの交換では、作業費を含めて3000円~4500円の費用がかかります。
自分で交換する場合の所要時間
初心者でも手順をしっかりと確認し、適切に作業をすれば、ワイパーブレードの交換には約5~10分程度で行うことが可能です。またワイパーブレードを上げる理由として、ガラス面へのダメージを防ぐためがあります。
▼ワイパーブレードの自分での交換方法を紹介します▼
- ワイパーアームを立てます。このとき、ワイパーブレードの向きを写真に撮っておくと、後で役立ちます。
- ワイパーアームとの接続部分にある留め具(通常はクリップやピン)を押して、ワイパーブレードをワイパーアームから下にスライドして外します。
(※留め具を外しています。)
- ワイパーアームとの間にタオルを挟みます。(※ワイパーアームは戻る力が強くまたスチール製で硬い為、ガラスが破損する可能性が高いので必ずタオル等を挟み予防しましょう)
- 新しいワイパーブレードをワイパーアームに差し込み、上にスライドして、しっかりと固定します。カチッと音がすれば固定完了です。
(※ワイパーブレードをはめて固定しています)
- 最後にブレードがワイパーアームにしっかりと固定されており、動きがスムーズであることを確認して完了です。
交換する際の注意点
車両の取扱説明書や自動車部品店でワイパーアームに合ったサイズを確認して購入することが必要です。また、ブレードの向きを間違えると装着がうまくいかないので、交換前の状態を写真で撮っておいて、正しい向きで装着をしましょう。