スパークプラグとは?
スパークプラグとは、エンジン内の燃料と空気の混合物を点火して燃焼を促進する重要な部品です。適切な火花が飛ばないと、エンジン性能が低下し、エンジンは順調に動作しません。エンジンの排気量や気筒数により、車両には異なる本数のスパークプラグが使用されます。例えば、軽自動車では一般的に3本、コンパクトカーでは4本のスパークプラグが必要です。スパークプラグを交換しないとどうなる?
スパークプラグが経年劣化すると、その状態確認が重要となります。火花の発生が不適切となると、エンジンの動作にはより多くのガソリンが必要となり、燃費が悪くなります。これはエンジン冷却の効率も低下させる可能性があるため、特に注意が必要です。スパークプラグの交換の時期は?
スパークプラグの寿命は様々な要素によりますが、一般的には2年から5年、または1万から2万キロを基準に交換を検討しましょう。高寿命タイプのスパークプラグであれば、寿命は5万から10万キロに延びます。スパークプラグの交換費用は?
自分でスパークプラグを交換する際、必要な工具にはソケットレンチがあります。この手法を用いると、スパークプラグ本体の価格(1本あたり約1000円)以外の交換費用を節約できます。カーショップやディーラーでの交換を依頼すると、1本あたり約1000円程度の工賃がかかります。スパークプラグの交換時間
自分で交換する際のスパークプラグ交換時間は、通常約30分から1時間程度です。▼スパークプラグの交換の取り付け順序を紹介します▼
- エンジンを止め、冷却するまで待つ。
- エンジンカバーを取り外す。(※車種により異なりますがエンジンルームの上側にあることが多いです)
- イグニッションコイルのボルトをソケットレンチで外す。
(※ラチェットハンドル&エキステンションバー&ソケットでボルトを外しています) - イグニッションコイルを引き抜く。
- イグニッションコイルを引き抜いた後、スパークプラグを取り外す。
(※マグネット付きプラグソケットを使用しています) - 新しいスパークプラグのギャップ調整(※注)を行い、それをプラグレンチに取り付け、プラグ穴にまっすぐに当ててゆっくり回し、適切なトルクで締め付けます。トルクレンチの使用もおすすめです。
(※トルクレンチで「カチッ」となるまで締めています)
(※注)ギャップ調整とは?
プラグの先端にある2つの電極の適正なギャップを調整する必要があります。車種により異なりますが一般的には0.7mmから1.5mmの間のです。規定値はマニュアル等で確認してください。
スパークプラグゲージ等を使用してギャップを調整します。 - 取り外した部品を元の順序に従って取り付ける。
- 最後に正しくスパークプラグが取り付けられているか、エンジンをふかして確認する。(エンジンがかかりにくかったりした場合は取り付け方に問題があるかもしれないので確認しましょう。)
スパークプラグ交換手順です!
スパークプラグ交換の注意点
作業を行う前にエンジンが十分に冷えていることを確認しましょう。 また適切なトルクを用いて締め付けないと過度な締め付けが起きてしまいます。トルク値は車の取り扱い説明書に記載されています。 さらに、互換性を考慮し、車両メーカーや車両の仕様に適合したスパークプラグを選択しましょう。
↓↓ 今回使用した商品は下記です ↓↓